ボディカラーリングの下地作り(日焼け編)
大会に向けてボディカラーリングをする方は、下地作りとして日焼けされる方が多いと思います。
初めて日焼けサロンに行く方や、数十年ぶりに日焼けをする方などは注意が必要です。
日焼けをする前にまずはご自身の肌タイプをご確認下さい。
スキンタイプ1 | 日光を浴びると赤くなり、その後肌は黒くならない。 |
スキンタイプ2 | 日光を浴びると赤くなるが、その後肌は少し黒くなる。 |
スキンタイプ3 | 日光を浴びると時々赤くなるが、その後肌は必ず黒くなる。 |
スキンタイプ4 | 日光を浴びても赤くならず、肌は必ず黒くなる。 |
スキンタイプ5 | 常に肌色がとても濃い |
まずスキンタイプ1の方は日焼けはおすすめ致しません。お肌のダメージが大きいうえ肌は黒くなりません。
スキンタイプ2または3の方は、一番弱いマシンで10~20分でまずは試して下さい。
スキンタイプ3以上で、過去にタンニング経験がある場合は初回は弱いマシンから始めて様子を見て下さい。
初めてタンニングした日は72時間以上間を空けて、次のタンニングをして下さい。
わからない場合は、必ず日焼けサロンにてアドバイスを受けて下さい。
タンニングに慣れている方でも、いつもより強めのマシンに長時間入ったり、海やプールで紫外線を浴びた場合は後日皮むけとなる場合があります。
タンニング後に気を付ける事
水分を補給し、お肌にはたっぷり保湿をしましょう。
日焼けは火傷の炎症と同じです。熱をもっている場合は冷やしタオルなどをあて、肌に水分をたっぷり与えて下さい。クリームや乳液ではなく、化粧水の水分を与えて下さい。コットンパックなどもおすすめです。
保湿は毎日水分と油分の両方でおこなって下さい。
また、タンニング後は熱を与える美容施術にはご注意下さい。
脱毛は肌の色が黒くなるとそもそも施術できません。
また、ハイパーナイフのような熱を与える施術や、筋膜リリースのような肌を擦る施術も、日焼け直後はお控え下さい。
日焼け直後でなくても、日焼けによる肌ダメージや乾燥している場合、皮むけ直前の肌は、擦る施術によって表面の皮がポロポロ取れてしまう事がよくあります。
せっかく日焼けをしても皮がむけてムラになってしまってはカラーリングも綺麗に乗りません。
皮むけも数日で元に戻りませんので、皮むけには十分注意が必要です。
どのくらい黒くする?
ある程度下地が出来上がったら、その色をキープできる回数でタンニングを継続して下さい。
それ以上黒くしたい場合は、無理のない範囲でタンニングの回数を増やして下さい。
強めのマシンに入って少しでもいつもと違う感じがしたらすぐ出て下さい。
ここで我慢して入り続けてしまうと、後日皮むけしてしまいます。
日焼けは大会1週間前までには終えるようにして下さい。
万が一皮むけしてしまったら
皮向けに気づいたら一旦タンニングは中断して下さい。
大会まで1ヶ月以上あれば元に戻る事も可能です。
痛みもなくぺりぺり薄皮がめくれ始めていたら、そこから広範囲にどんどん広がっていきます。
この剥がれは止める事が出来ないので、優しめのシュガースクラブなどを使って早めに取ってしまいましょう。
そのあとはとにかく保湿です。それから肌のターンオーバーを促進させなるべく早く新しい皮膚に生まれ変わるようにします。
肌の代謝を高めるには、血流を促進させたり保湿したりと、内側と外側から出来る限りのケアをします。
ハイパーナイフは血流を促進させると同時に、外側からオイルによる保湿とマッサージによる摩擦によってより早く肌を代謝させることが出来ます。
当サロンでもハイパーナイフ中に皮むけしてしまう方には、スクラブと保湿パックでケアする事もございます。